アメリカでは、カレッジスポーツは、日本とは比較にならないほど人気があり、カルチャーのひとつといっていいと思います。UNCのスポーツチームは、ターヒールズ(Tar Heels)とよばれ、カレッジスポーツの季節になると街をあげて、応援に熱が入ります。特に男子バスケットボールチームは、NCAA(全米大学協会)の全国大会を制覇すること7度(直近は2017年)、全米屈指の強豪として知られており、マイケル・ジョーダンをはじめバスケットボール史に残るスーパースターを多く輩出しています。
Duke大学とのライバル関係は特に有名であり、ホームゲームでのDuke戦は、チャペルヒル最大のイベントで、UNCが勝利した場合は、深夜までお祭り騒ぎが続きます。また、アメリカで最も人気のあるスポーツ、アメリカンフットボールも、バスケットボールほどの強豪ではないながらも、ホームゲームでは毎回、数万人の観衆を集め大いに盛り上がります。
また、ビジネススクールにおいても、Duke Fuqua ビジネススクールの学生たちとの対抗戦が、学生主導で企画・開催されています。その名も、「Blue Cup」! UNCのスクールカラーは「カロライナブルー」と呼ばれる青空を示す水色ですが、Dukeのスクールカラーはダークブルーであり、お互いの青色の誇りにかけて、サッカーやバスケットボール、バレーボールなどいくつもの競技種目でMBA学生たちがしのぎを削っています。